1985年(社)日本パッケージデザイン協会展にて発表(世界初の紙風船ポップコーン)
用意するもの
ホワイトシリーズ
1:紙風船
折りたたんだサイズが約18cmの紙風船

2:コーン
ポップコーン用のとうもろこし約25g(約140〜150つぶ)
作り方
カウンターディスプレー 1:風船にコーンを入れます
紙風船をふくらまし、吹き口の穴をロ−ト状に凹ませ、コーンを入れます。
風船を軽くゆすると、穴に入っていきます。
紙風船の吹き口に銀紙が貼ってある場合は、はがして下さい。
(銀紙がスパークして焦げる場合があります)
体温計パッケージ 2:風船にふたをします
紙風船の吹き口をつまみ出し、シールやセロハンテープなどでふたをします。
(中のあたたまった空気が外にもれ出ないためです。ふたをしなくてもかまいませんが、ふたをするとコーンのはぜ率が高まります。)
スモークサーモンパッケージ
3:電子レンジに入れスイッチオン!
紙風船を陶器の皿にのせ、電子レンジに入れて加熱します。
目安
使用電子レンジ 400w 500w 600w
加熱時間 約2分30秒〜3分 2分〜2分30秒 1分30秒〜3分
※レンジに余熱がある時の方が、より効果的です。続けて作る時は加熱時間を加減して下さい。
気分はとってもポップコーン 4:紙風船がふくらみます
しばらくすると、ポンポンと音がします。紙風船が少しづつふくらんできます。
はぜる音がしなくなったら、焦げる前に、スイッチを切って下さい。
(時間をかけ過ぎると最初にはぜたコーンが焦げてしまいます)
紙風船を取出す時はとても熱いので、注意して下さい。
電子レンジ用発熱紙 5:楽しく食べましょう
ミカンの皮をむく様に吹き口から縦に半分やぶって、召し上がり下さい。
お好みにより、塩,コショウ,しょう油,青海苔,ニンニク,七味,カレー粉,粉チーズ,粉砂糖,抹茶,ココアなどをふりかけ、いろいろな味をお楽しみ下さい。
1:コーンが全部はぜない事がありますが、上記表の時間以上は加熱しないで下さい。
  コーンや、紙風船が焦げたりする事があります。
2:できたてはとても熱いので、電子レンジから取出す時や、紙風船をやぶる時に気を付けて下さい。
電子レンジでポップコーンができるわけ
ポップコーンに使われるポップ種(爆裂種)の乾燥とうもろこしは、種皮が硬く、胚の部分の両側に水分を含む部分があります。
電子レンジには極超短波をつくる装置があり、そこから出た電波がコーンに吸収されると、コーンの中の水分が摩擦運動をおこし、熱が発生し、その熱でコーンの水分が蒸気になり圧力がどんどん高くなって、あの堅いコーンの粒をはじけさせるのです。つまり空気を入れ過ぎた風船が割れるのと同じです。
この電波は食品や水だけに吸収され、陶器、ガラス、ラップフィルムなどは通り抜け、金属には反射してしまう性質があります。

1986年頃より、大手生命保険会社や電子レンジメーカーなどの販促品として採用されました。
「気分はとってもポップコーンの作り方」プリント用ページはA4サイズでプリントアウトできます。
材料について
1:紙風船
紙風船は駄菓子屋や文房具店、スーパーでも販売されています。
下記サイトを参考にして下さい。
紙風船工房
磯野紙風船製造所
人形の桃秀
日本装飾造花株式会社

2:コーン
ポップコーン用の乾燥とうもろこしは、スーパーや、100円均一ショップなどで販売されています。
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